予防ケア|歯科・審美歯科・小児歯科のごりょう歯科

072-869-4618

平日は19時30分まで、土・日曜日も診療

予防ケア

予防ケアとは

予防ケアとは

以前は、歯科医院といえば「虫歯を治療するところ」と考えられてきました。しかし、本来であればひとりでも多くの方が病気にかからないよう健康に過ごしていただくことが、もっとも良いことです。そこで、近年は「病気にかからないようにケアをするところ」という「予防ケア」の考え方も柱になっています。
予防ケアで大切なことは、歯が痛くなってから通院するのではなく、自覚症状がなくても定期的に検診を受けることです。欧米では予防ケアがすでに習慣化しており、生涯を通じて歯科トラブルを避けるために必要なことだと考えられています。
当院では、虫歯や歯周病などにかかりそうなところがないか検査し、クリーニングなどで口内を清潔に保つほか、ご家庭でのセルフケア指導も行なっています。

定期検診

定期検診

なるべくであれば、虫歯や歯周病といった病気にかからずに過ごしたいもの。そのために大切なのは、歯が痛くなってから歯科医院に行くのではなく、痛くなくても定期的に検診を受けることです。
定期検診の役割は、お口の中を検査すること。自覚症状がなく、自分で鏡を見ただけではわかりにくい初期段階の虫歯も発見できます。進行していなければ、歯を削るような負担のかかる処置をせず改善できます。また、歯と歯肉の間にできる歯周ポケットと呼ばれる溝の深さを測るなどして、歯周病にかかっていないかチェックします。もし歯垢や歯石があれば取り除き、歯周病が進行するのを未然に防ぎます。
定期検診の頻度は患者さまの状態によりますが、3~6カ月に1度通っていただくことで、充分な予防効果が得られると考えています。

クリーニング

クリーニング

ご自宅で行なう歯磨きは、お口を全体的にきれいにすることはできます。しかし、歯並びの悪いところや、歯の噛み合う面、歯間など、歯ブラシが届きにくいところは汚れが残りやすくなります。また、歯垢が固まってできた歯石は、歯ブラシでは除去できません。
歯科医院で行なうクリーニングは、取り残した歯垢はもちろん、歯石も特殊な器具を使って取り除くことができます。歯垢や歯石を取らずそのままにしていると、虫歯や歯周病を進行させてしまいます。歯に痛みが出る前からクリーニングをしておくことで原因を取り除くだけでなく、歯面をツルツルにして細菌が付着しにくい歯にします。また、飲食物などによる歯の着色を取り除き、きれいにすることもできます。

歯磨き指導

歯磨き指導

虫歯や歯周病を予防するための基本は、ご家庭での歯磨きにあります。歯についた食べカスを取り除くことはもちろんですが、歯垢を取り除いて細菌が活動できないよう清潔に保つという大事な役割を果たします。
しかし、どれだけ丁寧に磨いていても、歯ブラシが届きにくいところは汚れが溜まりがちです。そこで、患者さまに合った正しい歯ブラシの使い方などを指導しています。
歯磨き指導の大きなメリットは、磨き残しやすいポイントがわかることです。それだけで歯磨きをするときに意識するようになり、磨き残しが減ります。正しい歯磨きが継続できると定期検診の間も虫歯や歯周病にかかりにくくなり、長期的に歯の健康を守ることにつながっていきます。歯磨きのコツを習得して、普段からしっかり歯垢を除去しましょう。

生活習慣指導

生活習慣指導

お口の健康と『生活習慣』というと、あまり関係がないように思えるかもしれません。
しかし、『食生活』と考えていただければわかりやすいのではないでしょうか。甘いものや柔らかいものを中心に食べていると、歯垢が増殖して虫歯や歯周病になるリスクが高くなることは想像がつくと思います。
このほかにも、精神的なストレスの増加や、喫煙の習慣といったことも、歯の健康に悪影響をもたらす恐れがあります。さらに、糖尿病などの生活習慣病が歯周病の危険因子になるといわれています。
当院では、患者さまの生活習慣についてカウンセリングし、虫歯や歯周病になりにくいサイクルへと変えていく生活習慣指導を行なっています。工夫して日常のストレスを軽減したり、食事時間のリズムや食事内容を改善することで、虫歯や歯周病のリスクを下げ、清潔な口腔環境を維持できるように指導させていただきます。

南砂シティデンタルクリニック